グローバル化の未来を創る：私たちのビジョンと挑戦

創業のきっかけ

私がShafu Technologies株式会社を創業したのは2015年のことです。当時、グローバル展開を目指す日本企業が多言語対応に苦労している現状を目の当たりにしていました。ウェブサイトやアプリの多言語化は、単なる翻訳以上に複雑な課題を含んでおり、多くの企業がその運用に膨大なコストと時間を費やしていました。

「言語の壁を超えて、すべての企業がグローバルに活躍できる世界を作りたい」—— この思いが、Shafu.ioの開発につながりました。AIと最新技術を活用して、多言語運用を自動化・効率化するSaaSプラットフォームを構築することで、企業のグローバル展開を加速させることを目指しました。

ビジョンと使命

私たちのビジョンは「言語の壁を超えたビジネスの実現」です。インターネットの普及により、物理的な距離は縮まりましたが、言語の壁は依然として大きな障壁として存在しています。この障壁を取り除くことで、あらゆる規模の企業が世界中の顧客とつながり、グローバルな成長を遂げられるようにすることが私たちの使命です。

特に、日本の優れた製品やサービスが言語の壁によって世界に届かないことは大きな損失だと考えています。Shafu.ioを通じて、日本企業のグローバル展開を支援し、日本の技術やサービスを世界に広めることに貢献したいと考えています。

技術への取り組み

私自身はエンジニア出身であり、技術の力で社会課題を解決することに強い関心を持っています。Shafu.ioの開発においては、最先端のAI技術を積極的に取り入れ、翻訳の品質向上だけでなく、文化的なニュアンスの適切な伝達や、ローカライズの自動化にも取り組んでいます。

特に近年は生成AIの発展が目覚ましく、私たちもこの技術を活用した新機能の開発に力を入れています。例えば、文化的背景を考慮した自動コンテンツ生成や、ユーザーの行動パターンに基づいたパーソナライズされた多言語コンテンツの提供などです。

また、グローバル特許の取得にも積極的に取り組んでおり、現在20カ国以上で特許を保有しています。これは私たちの技術的優位性を示すとともに、継続的なイノベーションへのコミットメントの表れでもあります。

チーム構築の哲学

私たちの強みは、多様なバックグラウンドを持つ優秀なチームメンバーです。現在、20以上の国と地域から集まったメンバーが、それぞれの文化的背景や専門知識を活かして協働しています。この多様性こそが、グローバルな視点でのプロダクト開発を可能にしていると考えています。

採用においては、技術力だけでなく、私たちのミッションに共感し、チャレンジ精神を持った人材を重視しています。また、社内では「Sync our Thinking（背景を共有する）」という価値観を大切にし、オープンなコミュニケーションを促進しています。

さらに、メンバーの成長を支援するための制度も充実させています。定期的な1on1ミーティング、継続的なフィードバック、充実した研修プログラムなどを通じて、個々のメンバーが最大限に能力を発揮できる環境づくりに努めています。

今後の展望

現在、Shafu.ioは日本を中心に、アジア太平洋地域の企業に広く利用されていますが、今後はさらにグローバル展開を加速させる計画です。特に北米や欧州市場への本格進出を視野に入れており、現地のニーズに合わせたプロダクト開発とマーケティング戦略の強化を進めています。

また、技術面では生成AIを活用した新機能の開発に注力し、単なる多言語化支援ツールから、グローバルコミュニケーションを総合的に支援するプラットフォームへと進化させていく予定です。具体的には、リアルタイム翻訳機能の強化、文化的背景を考慮したコンテンツ最適化、多言語マーケティング分析ツールの提供などを計画しています。

さらに、オープンイノベーションにも積極的に取り組み、大学や研究機関との共同研究、スタートアップとの協業なども推進していきます。言語処理技術の発展に貢献しながら、私たちのミッションである「言語の壁を超えたビジネスの実現」に向けて、さらなる挑戦を続けていきます。

応募者へのメッセージ

私たちは常に、ミッションに共感し、共に挑戦してくれる仲間を求めています。特に、技術的な課題に情熱を持って取り組めるエンジニアや、グローバル市場に対する深い理解を持つマーケティング人材、多言語コミュニケーションのスペシャリストなど、様々な分野のプロフェッショナルを歓迎します。

Shafu Technologiesでは、国籍や経歴に関わらず、能力と情熱を持った人材が活躍できる環境を整えています。私たちと共に、言語の壁を超えたグローバルコミュニケーションの未来を創っていきませんか？

皆さんからのご応募をお待ちしています。